紺碧の光芒
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強敵バトル！鬼札王国
デュエル・マスターズ クロニクルデッキ2021封入の【強敵バトル】が面白かったので、オリジナル強敵バトルを考えてみました！
ジャオウガ率いる鬼札王国との戦いをテーマにしたバトルです。強敵バトルの共通項として守りの固いデッキだと比較的簡単になると思います。
キャラカード
クリーチャーカード
ゲーム外カード
ルールは公式で紹介されている通りでいいと思います。
遊ぶ際は印刷するとかプロキシでやってもらうのがおすすめです。というか、仕様上それでしか遊べなかったりする。考えるのは楽しいんだけれど、遊んでもらうのはなかなか難しいゲームですね！難しいけど是非遊んでみて！印刷の際は、他のカードと混ぜることがないのでサイズ気にしなくていいのがポイント。ではまた次回！
月光王国ポエム評論
こんにちは、月光王国ポエム評論家のYa-1です。
さて、皆さん。十王篇で登場した種族『月光王国』。彼らにはおもしろい特徴があるのをご存知でしょうか。
彼らのフレーバーテキストは通常と違い、彼らの書いたポエムとその訳によってえがかれています。
今日は、月光王国のフレーバーテキストで語られた数々のポエムの中でも主に第３弾のもの、あるいは四強集結パックについて解説と評点をしていきたいと思いますよろしくおねがいします。
君から涙を奪おう 決して過去を振り返ることのないように
（訳：我らがキングマスター、月と破壊と魔王と天使様は、20万年の長きに渡って自らの戦いを詩に残してきたのだ。）
いきなりの名句ですね。過去は悲しいので見ないほうがいい、だからこそ記録残してきた魔王と天使の悲哀を感じられます…よね？
魔王と天使のカナシミを思って★★★☆☆。
届かぬのならば いっそ盗んでしまえばいい
（訳：月光王国はチーム銀河に再び侵攻を開始しました。）
正しい手段では手に入らないものを、盗みという行為で代用する。ここでは、「正義」を掲げるチーム銀河に対する皮肉でしょう。我々は誤った手段を使ってでもお前たちを倒すぞと、そういう意気込みが感じられます。
気合を買って★★★☆☆。
魔王と天使、それは運命の双子 影と光、それも運命の双子
（訳：魔王と天使、両方の力を同時に持つキングマスター様の前では、影と光は常に消えることがないのです。）
対比を上手く使ったポエム！これは訳がそのまま解説になっているので詳しく言う必要はないでしょう。魔王と天使は、影だけの世界も光だけの世界も嫌います。
スマートな文体を評価して★★★★☆。
定めの時は近い 聖者は盃をもって託宣を迎えるのだ
（訳：影の中に潜む敵を追いかけて飛び込んだ世界で、モンキッドとイッスンは見ました。外の世界で月光王国のキングマスターがいる位置に、シルエットだけが佇んでいるのを。）
これ、純粋に響きがいいので好きですね。盃が何を指しているのかよくわからないのが問題です。
よくわからないので★★☆☆☆。
近づくほどに傷つける 自分が傷つくのが怖いから
（訳：迷いながらも放った「正義帝」の必殺の拳がついに月光王国のキングマスターにダメージを与えます。しかしその瞬間、オシオキムーンが発動して「正義帝」の拳がそのまま自身に跳ね返ってきたのでした。）
ヤマアラシのジレンマを謳った名句。同時に月光王国の特徴であるオシオキムーンを指しているのがいいんですね。
★★★☆☆と行きましょう。
この世の儚さを消し続けよう いつか誰かに討たれる時まで
（訳：「君は、本当はこんなことをしたくはないんじゃないのか！」と「正義帝」が攻撃の手を止め月光王国のキングマスターに問いかけます。ですが、愛する心をジャオウガに奪われてしまっている以上、その言葉が届くことは決してないのです。）
言葉が届くことはない、と言ってはいますが、実は彼は心のなかで「誰かに討たれる」時を待っているのではないでしょうか？魔王と天使の迷いを感じさせるまさに儚い句。
儚さを評価して★★★★☆。
恐れを知らぬ者よ 我にひれ伏すがいい 影はお前を決して離しはしない 月の光は遍く届くのだから
（訳：攻撃が効かず、「正義帝」はピンチです。）
かっこよすぎる！強者の余裕を描いたポエム。月の光が夜空にある限り、誰もその光から逃れられず、故に影もそこにある……。影があれば魔王と天使に敵う者は少ないでしょう。光を信じるあまり影を恐れなかった「正義帝」に対する攻撃的なポエム。
これは文句なしの★★★★★。
影を見つめる時 影もまたお前を見つめている
（訳：影の中から月光王国の刺客が次々と現れ、チーム銀河を攻撃していきます。）
初々しい句ですね。詠み人の魔法ツカイくんは初心者かな？シンプルながらよくまとまっています。ただ、すこしありがちなので、もう少し言い回しをひねってみるのがいいと思います。
将来に期待して★★☆☆☆。
悲しみは sorrow……きっといつか fly again……
（訳：飛べなくなったけれど私は元気です。）
元気で良かったです。★★☆☆☆。
キミが正義を求めるなら悪になろう キミが悪を求めるなら正義になろう
（訳：月と破壊と魔王と天使への攻撃は、オシオキムーンによって「正義帝」自身へと跳ね返ってしまうのです。）
魔王と天使の精神性を詠んだ一句。訳など必要ないほどシンプルな句ですよね。それでいながら対比と反復を上手く使っているのでリズムが気持ちいいです。
★★★☆☆。
月が輝く時 魔王と天使がダンスを踊る
（訳：前回同様、影を消すために光を放つ十二神騎ですが、今回はなぜか影が消えません。）
戦いをダンスと表すのは定番ですが、やはりシンプルにかっこいいです。月を原動力としているのを上手く表現しています。
こういうのでいいんですよね……の思いを込めて★★★☆☆。
愛は悲しみ 憎しみは喜び
（訳：「正義帝」が攻撃を繰り返しますが、ダメージとならず、ただただ月光王国のキングマスターからは悲しみの波動が伝わってきます。）
魔王と天使の奪われた愛。その悲痛さが痛いほど伝わってくる怪文。シンプルが故にジャオウガの行為のエグさに胸を痛めます。
彼が愛を取り戻せることを期待しての★★★★☆。
夜は孤独を連れてくるだろう 寂しげな月に心奪われたのは誰だったのか
（訳：月と破壊と魔王と天使の砲撃は十二神騎を半壊させました。いよいよ「正義帝」が出撃します。）
文句なしの名句。孤独の化身たる月光王国の攻撃を「孤独」、あるいはチーム銀河が被害を受けたことを「孤独」と表現するダブルニーミングから始まる前半部、寂しげな月=「月光王国」「魔王と天使」を倒しに向かう「正義帝」を「心奪われた」と表現する後半部、どこをとってもスキがありません。
これはさすがに★★★★★でしょう。
月には鳥がよく似合う
（訳：S・トリガーが発動した時でも、オシオキムーンも同時に発動します。カウンターの大チャンスです。）
★☆☆☆☆
