超獣王・来烈伝を買いました

変な商品だな…

 

強いカードは入れて値段は担保してるとはいえ、競技層向けではないのは言うまでもなく、書かれている歴史は環境のことだったりアニメ・マンガのことだったりちぐはぐで背景層向けというわけでもなく、当時の能力を再現しきれていないのでこれらのカードに愛着を持っていた層向けというわけでもなく、なんというか「ふんわりとデュエマを好きだった層」に向けているような、変な商品。記念カードとしては15周年ゴールデンベストの方が納得のいったラインナップだし…。いや、変よな。本当に変だ…。

変だけどまぁ、過去のリバイバルというよりこれからの王来篇に向けたプレビュー、プロローグとしての側面が強いのでしょう。そう考えれば納得。あと、アルバムの紙質がめっちゃいい。

まぁ、でも、変だよな、これ。

 

極神創世譚

いよいよ極神創世譚のカードリストが公開されました。

dmps.takaratomy.co.jp


フレーバーが読めるのでありがたいことです。気になるところを見ていきましょう。


やはりデュエル・マスターズ本史と大きく異なるところは、ブラックホール・サナトスの役割がネプチューン・シュトロームに変化しているところです。

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サナトス、嘘だよな……?


これに関してはサナトスを呼び出すためのティラノ・ドレイクの頑張りが足りなかった……というか、明らかにグランド・デビルが本史より頑張りすぎで、フェニックスの力どころか世界そのものを取り込もうとして大変なことになっております。

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ティラノ・ドレイクの方はデュエプレ界における煉獄の開放が本史より規模が大きかったようで、ドラゴンが明らかに多めに復活してしまっており、ティラノ・ドレイクの人権を奪ってしまっています。本来ならフェニックス同士の決戦前にはフェニックスによってドラゴンはほぼ死滅しているくらいの勢いだったので、この時点で思いっきりドラゴンが生き残ってる世界は、本史よりドラゴンが多すぎるのです。ティラノ・ドレイクにはドラゴンが死滅してしまった世界での生き残りというアイデンティティがあったので、本史よりかなり残念なことになってしまいました。

そんなわけで、グランド・デビルが本史より頑張った結果、絶望のフェニックス  ブラックホール・サナトスの代わりに、深淵のフェニックス  ネプチューン・シュトロームが飛来したわけです。

さて、ブラックホール・サナトスの役割がネプチューン・シュトロームに変わったことによって、一つ大きく変わったことがあります。ブラックホール・サナトスがビッグバン・アナスタシスと戦った際、無限のエネルギーを無限に吸収し続けた結果、なんか大変なことになって(実はフレーバーにあまり書いてない)爆発して世界が大変なことになってしまい、不死鳥編種族はほぼ壊滅状態になってしまいました。
しかしデュエプレでは、ネプチューン・シュトロームの能力がビッグバン・アナスタシスの無限のエネルギーを深淵に沈めてしまい、2体のフェニックスは静かに姿を消してしまいます。その結果、不死鳥編種族が不死鳥編終了後も比較的無事に生き残ることになったのです。

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こうして不死鳥編を乗り越え、極神編に登場できるようになった不死鳥編種族たち。一体彼らはゴッドの生まれた新たな世界で何をしたのでしょうか。

 

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なにやってんだコイツら……!?

 

なんと、その存在に呼応して竜極神が降臨してしまいました。そして……。

 

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ゲキメツ、嘘だよな……!?

 

ティラノ・ドレイクとグランド・デビルによって顕現し、その意に関わりなくすべての破壊活動を行うものを撃滅するゲキメツ、ほぼパラレルブラックホール・サナトスなのでは?

 

  •  追記 《プレイスの 時空の裂け目 = ユニバース  なのか?》 

 そもそも、なぜグランド・デビルがここまで調子に乗れたのかというと。本史と違い、フェニックスの攻撃があまりに緩やかだったから、であろう。デュエプレ世界でネプチューン・シュトロームが現れるまでに存在していたフェニックスはわずか3体であり、本史より明らかに少ない。この裂け目、本史に比べて非常に小さいのである。

本史での時空の裂け目はクロスギアの衝突によって生じたものだが、デュエプレでの時空の裂け目はインビンシブルの力によって発生したものである。本史でインビンシブルの力を使ったときはさほど大問題にならなかったことを考えると、デュエプレ側の裂け目はクロスギアの衝突と比べて弱い力で開いてしまったのではないか?と推測できる。

この時空の裂け目は結局《究極銀河ユニバース》としての姿を現すことなく、消滅していった。これは本当に《究極銀河ユニバース》と同じものだったのか?今となっては知ることは出来ない。

王来篇(冷静になりました。)

こんばんは、Ya-1です。
デュエマは20周年ですが、どうやらブラックホール・サナトスは出ないようです。
現実を受け止めましょう。

ちゃんと参戦メンツを見ていきたいと思います。

ボルシャック-当然。
ボルメテウス-必然。
アルファディオス-絵巻のときドルバロムだったからそれくらいもらわないと困る。
ヘヴィデスメタル-くっついたヘヴィデスメタルってそれヘヴィデスメタルでは?
ロマノフ-ザキラ枠2枚あるけどいいのか?アニメに出るとき気になる。
神帝-見た感じすごく名前長そう。どうなってんだろう
ガイアール-当然。
ライオネル-ライバル枠でレオ出したいのはわかる。
カツキング-一番意外な気がする。オラクル側が出ると思ってた
ガイギンガ-通常クリーチャー化はシンでは?
ドキンダム-通常っぽいのに99だから出させる気なくて面白い。こいつ種族書いてるように見える?

まぁ、おおよそ納得できるメンツではないでしょうか。
ここでフェニックスを飛ばすデュエルマスターズ、ネタでやってるとかじゃなくて普通に不人気で出してないだけみたいな空気が伝わってくるからあまりにも悲しすぎる。

今回出た12枚の伝説のカード以外にも、NEXが憑依してみたり、ディスペクター側で色々出せそうなので、実際のところフェニックスは全然出てくると思います。出ないかもな…

こういうシリーズになると、毎回出してる特殊パックすら通常弾の拡張として扱えてしまうから面白そうですよね。何出しても許されるというか。十王篇も面白かったのでフレーバーにも期待できます。

フレーバーといえば、DMSP-02の商品情報に「背景ストーリーを記載」って書いてるのが嬉しいんですよね。商品のウリの一つとして、宣伝文句で背景ストーリーを書けるってのは商品価値として認められてきた証なのではないかと思ってます。みんなの「背景まとめ本を出してくれ!」っていう要望を、デュエマらしく特殊商品で叶えてくれたのかなぁって思ったり。中身読まないとわかりませんが。

それでは十王篇が本当に終わる頃にまた。

希望のフェニックスがやってきた

「どうせ極神編の闇SRなんてオルゼキアに決まってんだろ」

とお考えの皆さん、どうもYa-1です。
DMPP-08のSR枠が着実に埋まっていき、あのブラックホール・サナトスの収録がどんどん厳しくなっていく中、いかがお過ごしだろうか。

 

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そんなこと言ってるうちにあのブラックホール・サナトスとカップリングが組まれると言われる大人気のビッグバン・アナスタシスとかも公開されてしまった。正直なところ目玉にもならずシークレット枠も与えられず消化されてしまうビッグバンには残念な思いでいっぱいだが、不死鳥編が再現されてるだけでありがたいまであるので、そこは我慢していこう。

ビッグバン・アナスタシスと言えばいわずとしれたあのブラックホール・サナトスと最終決戦を繰り広げた、絶望のブラックホール・サナトスと対を為す希望のフェニックスであるが、今回はなぜかネプチューン・シュトロームと激戦を繰り広げている。希望は潰えた…

 

???「私は希望を司るフェニックス。どうか諦めないで」

そ、その声は!?

ビッグバン・アナスタシス「今後のデュエル・マスターズ  プレイスのロードマップを持ってきましたよ!」

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DMPP-08EXだと……!?

これはつまり、第8弾『極神創世譚』は一弾では終わらず、特別なパックが追加配信されるということらしい。どうやら、今後のパックはすべてこの体制を取るそうだ。ワクワクが二回来て嬉しいとも言えるが、収録内容はどんなもんなのか?

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新カードが50種類も追加されるだと……?

新カードが50種類。そしてDMPP-09ではなく08の追加である。つまり、ストーリーも先には進まず、極神創世譚の補完である可能性が高い。つまり、

まだ不死鳥は絶滅していない!

ということはつまり

ブラックホール・サナトスは出る!?

ということではないだろうか。

 

まぁもちろんヘヴィ・デス・メタルがかっこよく登場するだけの弾なんじゃないのとかサナトスが出てもユニバースとかファイナルキャノンの枠はあるのかよとか不死鳥編にそこまで枠割くのか?みたいな懸念もあるが、そういうことは考えないほうがいいというのが希望のフェニックスの教えであるので、みんなも希望は捨てないで行こう。

ブラックホール・サナトスのことを好きかもしれない

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俺、こいつのこと好きかもしれない……案外、ってそうやって始まるものだと思うんだ。


クラスの中にちょっと浮いてる奴がいる。変なやつだな、みんなと仲良くしないのかな、と横目に見つつも、別に話しかけたりはしない。でも、それって、『意識』してる、ってことなんだ。知らず知らずのうちに、そのミステリアスな魅力、っていうのかな。そういう力に引っ張られていく、っていうか……だから、ある日フラッと、ほんと何気ない気持ちで声をかけちゃうんだ。
「なぁサナトス、みんなと遊ばないのか?」
サナトスはちょっと驚いてた。そうだよな。だって、普段自分に話しかけてくれるやつはいない。だからたどたどしく答えるんだ。
「私、みんなに弱いって言われてるから……」
そう、サナトスは残念なことだけど、ちょっと性能が他のカードより低いんだ。サナトスはそれを気にして他の人に話しかけはしなかったし、みんなもそんなサナトスのことを見ることはなかった。でも、俺だけは気づいてた、っていうのかな。その、溢れるオーラにさ。
「お前、ほんとは強いんだろ?なんで本気出さないんだよ。ちょっと本気出せば、みんなもお前を見る目が変わるはずだよ」
そういうと、サナトスはよりうつむき加減にこう言った。
「私、他のクリーチャーの生命力を吸収しちゃうから……そのままカード化されると、強すぎるの。だからこのままでいいの」
「バカ野郎!」
俺は、考えるより先に口に出してしまった。
「お前がそんなんじゃ……不死鳥編の評判まで悪いままだろ!仮にもラスボスなんだからさ……」
「でも不死鳥編は終わっちゃって……私、もうどうしようもないよ」
サナトスは薄く涙を浮かべていた。こいつも後悔してたんだ。設定通りの強さを出して、殿堂入りになってしまうことを恐れていた。でも、それは昔の話だ。
「やり直せるさ。デュエル・マスターズ プレイスなら」
「プレイス……?」
スマホでどこでも遊べるデュエル・マスターズだ。登録は無料、お手持ちのスマートフォンからストアを開いて、ダウンロードボタンを押すだけでいいんだ。簡単だろ?」
「でも今からじゃ周りのみんなに追いつけないよ……」
「今なら新規プレイヤーには最大75パックを配布中なんだ。(これは当時の記述なので、現在は行っていないかもしれません)しかも最新弾のSRチケットももらえる。どれが出るか楽しみだな」
「ほんと!?それなら私でも、みんなと一緒に遊べるね!」


その晩、俺とブラックホール・サナトスは朝になるまでデュエル・マスターズ プレイスで遊んだんだ。翌朝、俺は全生命力を吸い取られて無残な姿で発見されたという。

 

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