極神創世譚
いよいよ極神創世譚のカードリストが公開されました。
フレーバーが読めるのでありがたいことです。気になるところを見ていきましょう。
やはりデュエル・マスターズ本史と大きく異なるところは、ブラックホール・サナトスの役割がネプチューン・シュトロームに変化しているところです。
これに関してはサナトスを呼び出すためのティラノ・ドレイクの頑張りが足りなかった……というか、明らかにグランド・デビルが本史より頑張りすぎで、フェニックスの力どころか世界そのものを取り込もうとして大変なことになっております。
ティラノ・ドレイクの方はデュエプレ界における煉獄の開放が本史より規模が大きかったようで、ドラゴンが明らかに多めに復活してしまっており、ティラノ・ドレイクの人権を奪ってしまっています。本来ならフェニックス同士の決戦前にはフェニックスによってドラゴンはほぼ死滅しているくらいの勢いだったので、この時点で思いっきりドラゴンが生き残ってる世界は、本史よりドラゴンが多すぎるのです。ティラノ・ドレイクにはドラゴンが死滅してしまった世界での生き残りというアイデンティティがあったので、本史よりかなり残念なことになってしまいました。
そんなわけで、グランド・デビルが本史より頑張った結果、絶望のフェニックス ブラックホール・サナトスの代わりに、深淵のフェニックス ネプチューン・シュトロームが飛来したわけです。
さて、ブラックホール・サナトスの役割がネプチューン・シュトロームに変わったことによって、一つ大きく変わったことがあります。ブラックホール・サナトスがビッグバン・アナスタシスと戦った際、無限のエネルギーを無限に吸収し続けた結果、なんか大変なことになって(実はフレーバーにあまり書いてない)爆発して世界が大変なことになってしまい、不死鳥編種族はほぼ壊滅状態になってしまいました。
しかしデュエプレでは、ネプチューン・シュトロームの能力がビッグバン・アナスタシスの無限のエネルギーを深淵に沈めてしまい、2体のフェニックスは静かに姿を消してしまいます。その結果、不死鳥編種族が不死鳥編終了後も比較的無事に生き残ることになったのです。
こうして不死鳥編を乗り越え、極神編に登場できるようになった不死鳥編種族たち。一体彼らはゴッドの生まれた新たな世界で何をしたのでしょうか。
なにやってんだコイツら……!?
なんと、その存在に呼応して竜極神が降臨してしまいました。そして……。
ゲキメツ、嘘だよな……!?
ティラノ・ドレイクとグランド・デビルによって顕現し、その意に関わりなくすべての破壊活動を行うものを撃滅するゲキメツ、ほぼパラレルブラックホール・サナトスなのでは?
- 追記 《プレイスの 時空の裂け目 = ユニバース なのか?》
そもそも、なぜグランド・デビルがここまで調子に乗れたのかというと。本史と違い、フェニックスの攻撃があまりに緩やかだったから、であろう。デュエプレ世界でネプチューン・シュトロームが現れるまでに存在していたフェニックスはわずか3体であり、本史より明らかに少ない。この裂け目、本史に比べて非常に小さいのである。
本史での時空の裂け目はクロスギアの衝突によって生じたものだが、デュエプレでの時空の裂け目はインビンシブルの力によって発生したものである。本史でインビンシブルの力を使ったときはさほど大問題にならなかったことを考えると、デュエプレ側の裂け目はクロスギアの衝突と比べて弱い力で開いてしまったのではないか?と推測できる。
この時空の裂け目は結局《究極銀河ユニバース》としての姿を現すことなく、消滅していった。これは本当に《究極銀河ユニバース》と同じものだったのか?今となっては知ることは出来ない。